ギリシャ神話にも登場してきたザクロは「奇跡の果実」としてギリシャ人が守り、育ててきたこだわりの果実です。
今、有機農法によって育てられた最高の果実を使って、ザクロの美味しさと健康に有益な成分をそのまま残す製法でつくられた天然のジュースが誕生しました。
ASOP・アソプは2005 年に設立されたギリシャの農業協同組合で、2012 年にギリシャ北部のドラマに加工工場を建設し、ザクロジュースの生産が開始されました。
今ではギリシャ全土のザクロ栽培農家の半数、約1000 件の農家がこの組合に参加しています。
アソプ社は生産農家に対し栽培に関する指導、支援を行い「ワンダフル」品種100%のザクロが有機栽培により栽培され、添加物や防腐剤を一切使用せず濃縮還元しないザクロそのままから搾ったジュースを生産しています。
研究、技術開発、付加価値の高い新製品の開発に取り組んでいます。
国立研究技術開発センターと協力し、革新的な方法でザクロの固形残留物を燃料、ブリゲット、エコロジカル化粧品の生産に利用し農作物の残留物の全体的な活用に道を開きます。
ASOPグループが実際にグリーン開発、エコロジー製品の生産、汚染の削減を実施していく
ことが真の持続可能な開発に貢献する方法です。
この斬新的な製品は製法及び品質から数々の受賞をしています。
ザクロという名称は古くは古代エジプトのパピルス、旧約聖書、ギリシャ及びペルシャの神話、そしてローマの歴史にも見ることができます。
ザクロの樹は栽培された果樹では最も古いとも考えられています。
それらは紀元前3000 年以前にペルシャに現れその栽培はインド、北アフリカ、ヨーロッパ、中国、アメリカへ広がりました。
これはティグリス・ユーフラテス川、ナイル川及びインドの川で栽培された最初の果実の一つです。
ギリシャとペルシャの神話では、それは生命、再生、交配の象徴と言われてきました。
熟れたザクロの実は赤く美しいたくさんの小さな粒をもち、その一つ一つに種が入っていることからその象徴が生まれたものと考えられます。
ソロモン神殿、王室の紋章、司祭のマントのモチーフにおいてもキリスト教における復活、生命、希望の象徴としても使用されました。
アジアにおいてもザクロは美しさ、長寿、出産、そして知恵の象徴として崇拝されていました。
我が国には平安時代に中国から渡ってきました 漢字は柘榴ですが吉祥果とも表します。
吉祥とは幸福、繁栄を意味する仏典ではめでたいことに用いる語です。
ザクロがこのように古代の昔からから世界各地で敬い尊ばれてきたのはその実の形からだけではなく食物としての健康効果が知れていたからと想像できますが、現代になってその研究から素晴らしい特性が明らかになりました。
ザクロはその驚くべき癒しの特性のため古代からその名を知られており、今日多くの臨床研究はそれを「奇跡の果実」と考えた古代ギリシャの医師の言葉を裏づけるためにあります。
その他発熱の緩和、乾燥肌の予防、妊娠中のつわりへの効果、変形性関節症への効果、アルツハイマー病への効果など人間の健康に有益である研究が数多く明らかになっています。